解説編／補足編

サイトを作ったきっかけ

歴史や社会の本質が見えにくくなっている

インターネットの発達により、歴史の見方は大きく変わった。とりわけ日清戦争から大東亜戦争（太平洋戦争）に至る近代史は、 '90年代までの極端な自虐史観から脱却しつつある。

このような中で、これまでの自虐史観に反発するように、さも日本がアジアに良いことしかしなかったかのような言説が飛び交い、 こういった言説に対して「ネトウヨ」、「歴史修正主義者」といったレッテル張りが散見され、また逆の反発も見られる。

当然ながら、「日本の力だけでアジアを植民地支配から解放した」かのような独善的な歴史認識は誤りである。

しかし、彼ら（「ネトウヨ」、「歴史修正主義者」といった言葉を使う人々）の指摘は、平和な日本に暮らす現代人が、自分達の価値観で善悪を裁くような傲慢さが垣間見られ、 「当時がどういう時代であったか」という大前提が抜け落ちている。

歴史の大きな流れを見れば、日本の開国から第二次世界大戦に至るまでの行動によって、「アジアの中で恩恵を受けた人々もいるが、特定の層の人々には迷惑であった」というのが正解であり、 日本がアジアに悪い事しかしなかったかのような言説には反論させてもらいたい。

また、世間が常識のように捉えている社会問題についても、道理に合わないものには、明確に反論したい。

世間の雰囲気や感情で物事を判断すれば、社会に対して良くない結果を招くからである。