南京虐殺(ぎゃくさつ)

【よくある指摘】 ジョン・マギー牧師が南京虐殺(ぎゃくさつ)を証明している

【反論】 ジョン・マギー牧師の南京虐殺(ぎゃくさつ)の証言には信憑性が無い

ジョン・マギーのフィルムから確認できるのは、病院で治療を受けた人々と死体だけであり、 1938年5月16日に公開されたにもかかわらず、マギーフィルムは東京裁判にさえ南京虐殺の証拠として採用されていない。

そもそもジョン・マギーは「安全区は難民たちの“天国”だったかもしれない」と述べている。

東京裁判でのジョン・マギーの証言は、噂話がもとになっており、ジョン・マギーが目撃した殺人は東京裁判で述べた1件のみである。

この1件についても、ジョン・マギー本人の日記には「その殺人が現実に起きたとき、我々はそれを見ていなかった」と書いている。

【よくある反応】 マギーフィルムの夏淑琴の証言をもとにした解説で南京虐殺(ぎゃくさつ)を証明している

【反論】 マギーフィルムの解説は、逆に日本軍の虐殺ではないことを証明している

マギー牧師のフィルムの解説を見ると不可解な点が多く、犯人は中国人である可能性が濃厚である。

夏淑琴の証言によると、発生日時は1937年12月13日の午前9時~午前10時に起こったと述べている。 しかし、その時間に日本軍はまだ南京に到着していない。

賊は現地の言葉を話しており、犯人は中国人である可能性が濃厚である。

マギー解説書の不可解な点
夏氏が犯人に懇願したり、馬夫人が犯人に質問しており、中国語で会話が出来ている。
犠牲者の膣に瓶や杖を押し込むような残酷な犯行は中国軍によく見られる。
傷を負っていた8歳の夏淑琴が、銃殺された母の死体が横たわる部屋で、誰にも見つからず14日間も4歳の妹と生き続けることは不可能である。
その後も毎日賊が来て、家財を持って行ったのに、鍋に残った米だけで14日間も生き続けることは不可能である。
12月1日に南京市長、12月8日に中国軍司令長官が、全市民に安全区に移るよう命令し、警察や中国軍による強制退去が行われ、12月13日には安全区以外の南京には誰も居なかった。 犯行は13日より前に現地軍か盗賊が行った可能性が濃厚。
(仮に12月13日の犯行だとしても、南京は前夜から本格的な戦闘状態に突入しており、近所の人々が事件を恐れて避難したというシナリオはあり得ない)


【引用】
『マギー牧師の解説書』(フィルム四)

一二月一三日、約三〇人の兵士が、南京の南東部にある新路口五番地の中国人の家にやってきて、なかに入れろと要求した。戸は馬というイスラム教徒の家主によって開けられた。兵士はただちにかれを拳銃で撃ち殺し、馬が死んだ後、兵士の前に跪いて他の者を殺さないように懇願した夏氏も撃ち殺した。馬夫人がどうして夫を殺したのか問うと、かれらは彼女も撃ち殺した。

夏夫人は、一歳になる自分の赤ん坊と客広間のテーブルの下に隠れていたが、そこから引きずり出された。彼女は、一人か、あるいは複数の男によって着衣を剥がされ強姦された後、胸を銃剣で刺され、膣に瓶を押し込まれた。赤ん坊は銃剣で刺殺された。(中略)

傷を負った八歳の少女は、母の死体が横たわる隣の部屋まで這って行った。彼女は、逃げて無事だった四歳の妹と一四日間そこに居続けた。二人の子どもは、ふやけた米と、米を炊いたとき鍋についたコゲを食べて暮らした。

撮影者は、この八歳の子から話の部分部分を聞き出し、いくつか細かな点で近所の人や親戚の話と照合し、修正した。この子が言うには、兵士たちは毎日やってきて、家から物を持って行ったが、二人の子どもは古シーツの下に隠れていたので発見されなかった。

このような恐ろしいことが起こり始めると、近所の人はみな、難民区に避難した。

【よくある反応】 会話しなくてもジェスチャーで伝わるし、一部の日本軍が南京入場前に侵入し犯行に及んだ

【反論】 夏淑琴の証言はマギーフィルムとも食い違っており偽証言の可能性が濃厚

『南京安全地帯の記録』における当該事件に関するマギー証言は家族13人中11人の殺害。
『日支紛争』に収録されたマギーの説明文は2家族14人中12人の殺害。
笠原十九司著『南京難民区の百日』に収録された「8歳の少女(夏淑琴)」の証言によれば、1家族15人中13人の殺害
『南京大虐殺の現場へ』での夏淑琴の証言は2家族13人中11人の殺害】
夏淑琴が来日した際の証言によれば、扉を開けたのは夏淑琴の父親(マギーフィルムでは家主の馬という人物)で、15人中13人殺害。

上記のように、証言した本人でさえも、時がたつにつれて、ストーリーはおろか、家族の数すら変わっており、 従軍慰安婦の証言と同様の偽証言という可能性が高い。

そもそも、日本軍の犯行というなら、犯人は日本語を話していたとか、日本陸軍の軍服を着ていたといった証言が最低限必要であろう。

予想される指摘(別ページ):ジョン・ラーベが証言している

予想される指摘(別ページ):国際委員会が嘘をつく訳がない

予想される指摘(別ページ):ティンパレー(ティンパーリ)が書籍で証明している

予想される指摘(別ページ):ダーティン、スマイス、ベイツらも証言している